男性育休って実際どうなの?
「夫に育休を取ってほしい。でも収入は?会社の反応は?」「実際に取った人は後悔してないの?」今、多くの夫婦が同じ悩みを抱えています。
男性の育休取得率は2023年に36.6%と過去最高になりましたが、実際には数日だけ取ったケースや“在宅勤務しながら育休”という名ばかり育休も多く含まれます。だからこそ、「リアルな男性育休」の情報が必要です。
男性育休は“キャリアのブランク”ではなく“家族を変える投資”
男性育休は、
✔子どもの成長に立ち会える
✔妻の心身の負担が減る
✔夫婦の関係が変わる
といった大きなメリットがあります。
もちろん、収入の減少や職場の空気などの不安も現実です。
それでも多くの夫婦が育休後に口を揃えて言うのは、
「大変だったけど、取ってよかった」という一言です。
男性育休のメリット・デメリット
■メリット
- 子どもとの距離が一気に縮まる
毎日の抱っこ・沐浴・寝かしつけを通して、「父親になった実感が湧いた」という声が多いです。 - 妻のメンタルが安定する
特に産後1〜2か月は、睡眠不足・ホルモン変化で心が不安定になりやすい時期。夫がそばにいるだけで安心感になります。 - 夫婦間の“理解”が生まれる
授乳や夜泣きのしんどさ、家事の見えない負担を夫が体験することで、妻への尊敬と協力の意識が生まれます。
■デメリット
- 収入が下がる(正確には約67%→50%)
育児休業給付金は、最初の6か月は給料の67%・以降50%。ただし社会保険料免除で、手取りは実質6〜7割ほど。 - 職場の反応・取りづらさ
「本当に取るの?」「復帰後は大丈夫?」など、目に見えないプレッシャーを感じる男性も多くいます。 - 夫婦でケンカになるケースも
「いつ休んでるの?」「スマホ触ってばかり」など、お互いにイライラが増えることもあり得ます。
収入と制度のリアル(知らないと損するポイント)
■育児休業給付金とは?
- 雇用保険から支給
- 給付額:
・産後8週〜半年→賃金の67%
・7か月目〜1歳→賃金の50% - 社会保険料(厚生年金・健康保険)は全額免除
👉実際の手取り:給与の約65〜80%になることもあり、「思ったより生活できた」という声も。
■申請・手続きの流れ
- 夫→会社へ「育児休業申請」
- 会社→ハローワークへ申請
- 2か月ごとに振込
※自治体によっては「パパ育休給付+自治体の独自支援金」があることも。
妻の本音|感謝とイライラ、両方ある
■嬉しかったこと(感謝・救われた瞬間)
- 「夜、代わりに抱っこしてくれただけで泣けた」
産後すぐの夜泣きは、想像以上に精神を削ります。寝不足・ホルモン変化・孤独感。その中で、夫が無言で抱っこを代わってくれた瞬間、涙が出たという妻は多くいます。
“抱っこしてくれる”という行為そのものより、「1人じゃない」と感じられたことが大きかったという声が多いです。 - 「寝不足が解消されてメンタルが戻った」
夫が夜間授乳後の寝かしつけや朝のオムツ替えをしてくれたことで、妻が連続して3時間眠れた日、「これだけで世界が変わった」と感じたという人も。
睡眠は育児の“贅沢”ではなく、メンタルを保つための最低限の条件だという現実があります。 - 「抱っこ紐で散歩する夫の姿に、心から安心した」
慣れない手つきでも、休日に自分から抱っこ紐を装着して散歩へ出かける夫の背中を見たとき、
「この人は父親としてちゃんと向き合おうとしてくれている」
「結婚してよかった」
と感じたという妻の声も。
完璧じゃなくていい。ただ、やろうとする姿勢に救われるのです。
■逆にイラッとしたこと(リアルな不満・モヤモヤ)
- 「育休中なのに、家事しないでソファでスマホ」
「育休=休み」と思っているのか、1日中スマホやゲーム、という夫に対して、妻のストレスは爆発寸前。
育児だけじゃなく、“家事も一緒にやる期間”であることを分かってほしいという声が多数です。 - 「俺、何すればいい?って聞かれると、逆に疲れる」
聞くことは悪くない。でも、妻はその“指示出し”すらしんどいのです。
「オムツ?ミルク?皿洗い?何やればいいの?」と聞かれるたびに、
「それを考える余裕がないから助けてほしいのに」というジレンマが生まれます。 - 「子どもの泣き声で起きないのは才能?」
隣で子どもがギャン泣きしているのに、ぐっすり寝ている夫を見ると、
「本当に同じ環境にいる?」「私だけ戦場にいるみたい」と感じる妻も。
この瞬間、「育休取っても意味ないじゃん」と思われてしまうこともあります。 - 「やってくれたけど俺がやった感を出されると余計に冷める」
オムツ替えやご飯を作ってくれるのはありがたい。でも、
「俺、今日〇〇したんだけど?」とアピールされると、
“いや、それ毎日私がやってることだけど…?”と思ってしまい、感謝よりモヤモヤが残る。
「やるのはいい、でもポイント稼ぎみたいな空気はしんどい」という声も現実には多いです。
→つまり、育休は「いるだけでOK」ではなく、行動が伴って初めて意味があるということ。
育休前にやるべき準備
| やること | 内容 | 想定アフィリエイト |
| 家計の見直し | 収入減対策 | ✅FP相談(マネーキャリア/保険見直し本舗) |
| 家事・食事の外注 | 妻の負担軽減 | ✅CaSy(家事代行)/Oisix・ヨシケイ |
| 夫の下準備 | 抱っこ・沐浴・会社への報告 | ✅パパ向け抱っこ紐・TimeTreeアプリ |
まとめ
- 男性育休は「休み」ではなく、人生で最も価値のある時間を家族に使う選択。
- 収入減や会社の目は不安でも、育児休業給付金や社会保険免除で、思ったより生活はできる。
- 妻にとっても、夫にとっても「夫婦の関係を再構築する期間」になる。
育休は取れるかどうか”ではなく、“どう活かすか”が大事です。
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